建設・設備工事 / 想定例
日報・作業報告書の作成
現場のメモから、社内日報と顧客向け報告書の下書きを作成します。担当者が数量や進捗を確認し、同じ内容を入力し直す作業を減らします。
想定する会社・業務従業員25人の設備工事会社を想定しています。現場担当5人が月20日、1人1日1件、合計100件の日報を作成します。
業務量・時間・費用を設定した想定例で、STUDIO ADACHIの導入実績ではありません。実際の効果は業務の内容や運用条件によって異なります。
業務の課題
現場担当者が帰社後にメモと写真を確認し、社内日報と顧客向け報告書をそれぞれ作成しています。AIでメモの内容を各書式に整理し、担当者が原記録と照合します。施工品質や安全性の判断は、従来どおり責任者が行います。
導入の目的
日報の作成と毎月の書式見直しを合わせて、月18時間、1人あたり月3.6時間の短縮を想定しています。帰社後の書類作成を減らし、翌日の作業準備や引き継ぎに使えます。入力項目の整理による効果も含む試算です。
導入後の業務
現場で残す情報を揃える
日付、現場名、作業内容、数量、写真番号、未完了事項を決められた項目に記録します。読み取れない手書きや写真だけから、数量を推測させません。
社内日報と顧客向け報告書を下書きする
許可されたAI環境にメモと帳票の見出しを渡し、社内向けの申し送りと顧客向けの作業報告を下書きします。未記載の理由や実績は補わず、「要確認」にします。
担当者が原記録と照合する
現場担当が数量・人員・日付・進捗を確認し、必要な修正をして保存します。安全性、施工品質、検査合否は責任者が確認します。
担当者の確認事項
- 個人名や図面など、入力してよい情報を先に決める。
- 「予定」が「実施済み」に変わっていないか、原メモと照合する。
- 社外提出は承認後。工程の遅れや安全上の判断を自動確定しない。
支援内容
現在の日報と件数を確認し、対象の書式と入力項目を整理します。研修では自社の書式を使い、入力方法と確認基準を共有します。既存システムとの連携が必要な場合は、対応範囲と費用を別途見積もります。日報作成だけの利用なら、研修後に社内で運用する方法も選べます。
業務の状況を伺い、支援内容と費用を個別にお見積もりします。
まずは無料相談から
AI活用診断は90分・10,000円(税込)です。診断のみでもご利用いただけます。
使用例
以下は説明用に作成したサンプルです。AIの出力は担当者が確認・修正して使用します。
AIに入力する情報・指示
【架空の入力例】10月8日/現場A/配管12m/作業員3名/写真A-01〜03。材料不足で一部未完了。翌日追加搬入予定。社内日報と顧客向け報告の見出しに整理。不明な内容を推測しない。
出力例
- 本日の作業:現場Aにて配管12mを施工。作業員3名。
- 申し送り:材料不足により一部未完了。翌日追加搬入予定。
- 要確認:未完了範囲の数量、追加搬入の確定時刻。写真はA-01〜03を参照。
費用と効果
月100件の日報を対象とした試算です。資料の準備、AIへの指示、人による確認・修正も作業時間に含めます。
月間の削減時間 月18時間
導入前の内訳
- メモと写真番号を整理
- 8分
- 文章化・2つの書式へ転記
- 17分
- 担当者が最終確認
- 5分
- 1回の人の作業時間
- 30分
導入後の内訳
- 決まった入力欄に事実をまとめる
- 5分
- AIへの指示・下書きの取り込み
- 3分
- 原記録と照合・修正・承認
- 10分
- 1回の人の作業時間
- 18分
計算式
月100件の日報 ×(30分 − 18分)÷ 60 − 保守2時間 = 月18時間
保守時間は、指示文・参照資料・手順の更新にかかる時間です。
作業時間の費用換算
人件費を1時間3,000円として計算します。勤務時間や給与が変わらなければ、実際の支出は減りません。
| 削減時間の費用換算 | 54,000円18時間 × 3,000円 |
|---|---|
| ツール利用料(仮定) | − 15,000円月額 |
| ツール利用料を差し引いた額 | 39,000円初期準備・支援費は除く |
実際の費用対効果
給与・勤務時間が変わらなければ、人件費の現金削減は0円です。例えば、18時間のうち実際に支給していた残業8時間を減らせて、会社の実際の追加負担が1時間3,500円なら、支出削減は月28,000円。ツール予算15,000円を引くと月13,000円の支出改善です。これは別条件の例で、この時間換算額には足しません。支援費はさらに別途必要です。
導入時の準備
初期準備は、書式と入力ルールの整理6人時、5人の操作練習5人時、試行と計測5人時の合計16人時を想定しています。運用後は月2時間で帳票変更と修正内容を確認します。ツール費は5人分で月15,000円の仮予算です。利用人数や契約条件を確認して見積もります。
- 社内の初期準備時間
- 16時間
- 準備時間を金額に換算
- 48,000円16時間 × 3,000円
研修・導入支援の費用は別途お見積もりします。上記の金額には含まれていません。
導入手順
- まず1現場・担当者1人で、従来方式の日報10件の所要時間を記録。
- 同程度の日報10件を新方式で作り、入力・確認・修正・提出までを計測。
- 数量や進捗の誤記が提出前に検出でき、平均18分に収まるかを見る。書式整理だけでも同じ効果が出ないか比較する。
導入可否の判断
記録が残っていない、確認に従来以上の時間がかかる、既存の施工管理ソフトだけで同じ出力ができる場合は、AI導入より記録方法・既存機能の見直しを優先します。
参考資料
活用方法を検討する際に参照した公開事例や機能資料です。このページの作業手順と試算は、STUDIO ADACHIが想定した条件に基づいています。
- ANDPADレポート|既存帳票の入力・出力
帳票を構造化し、既存書式へ出力する考え方の参考です。このページのAI効果や試算値の出典ではありません。
機能・料金・データの取り扱いは、導入時に利用するサービスと契約内容で確認します。