総務・新人教育・店舗運営 / 想定例
社内手順書の検索・質問対応
承認済みの手順書から質問に関係する箇所を検索し、文書名と引用箇所を付けて回答案を表示します。資料を探す時間と、同じ質問に答える負担を減らします。
想定する会社・業務従業員40人の会社を想定しています。新人・異動者5人から月240件、営業日20日で1日12件の定型的な質問があります。
業務量・時間・費用を設定した想定例で、STUDIO ADACHIの導入実績ではありません。実際の効果は業務の内容や運用条件によって異なります。
業務の課題
新人や異動者が必要な手順書を見つけられず、先輩に確認しています。最新版の手順書10〜20本を対象に、質問に関連する記述と回答案を表示します。利用者が原文を確認し、例外や判断が必要な内容は責任者に相談します。
導入の目的
質問者と回答者の作業、例外対応、毎月の資料更新を含めて、月16時間の短縮を想定しています。定型的な確認を減らし、担当業務や新人への実地指導に使えるかを検証します。
導入後の業務
答えの元になる資料を整理
最新版を決め、古い手順書と矛盾する記述を除きます。文書の管理者・更新日・閲覧権限を設定し、利用者が権限のある資料だけを検索できるようにします。
答えと根拠を並べて示す
質問に関係する箇所を探し、文書名・版・ページや見出しを添えて短く案内します。根拠が見つからなければ「資料では確認できない」と伝え、相談先へ案内します。
例外判断と文書更新は人が担う
利用者が引用先を確認し、返品可否や特別対応などの判断は責任者に相談します。未回答の質問を管理者が確認し、必要に応じて正式な手順書を更新します。
担当者の確認事項
- 回答だけでなく、引用先が質問に合っているか確認する。
- 給与・人事・顧客情報などを、権限のない人が検索できないようにする。
- 出典付きでも誤答はあり得る。承認や安全上の判断は責任者へ渡す。
支援内容
手順書の状態とよくある質問を確認し、対象資料・閲覧権限・回答できない場合の相談先を整理します。研修では引用先を確認する方法を練習します。導入は1部署から試し、資料更新や複数業務の改善が続く場合は継続支援を利用できます。全社規模の権限設計やシステム開発は、対応範囲と費用を別途確認します。
業務の状況を伺い、支援内容と費用を個別にお見積もりします。
まずは無料相談から
AI活用診断は90分・10,000円(税込)です。診断のみでもご利用いただけます。
使用例
以下は説明用に作成したサンプルです。AIの出力は担当者が確認・修正して使用します。
AIに入力する情報・指示
【架空の入力例】入荷した商品に破損がありました。最初に何をすればよいですか? 承認済みの「入荷検品手順」だけを根拠に答え、記載がない場合は推測しない。
出力例
- 案内:写真と伝票番号を記録し、責任者へ連絡してください。返品可否は責任者が判断します。
- 根拠:「入荷検品手順」第3版・4ページ。原文を開いて確認してください。
- 資料にない場合:「この条件の手順は見つかりません。現場責任者に確認してください」。
費用と効果
月240件の質問を対象とした試算です。資料の準備、AIへの指示、人による確認・修正も作業時間に含めます。
月間の削減時間 月16時間
導入前の内訳
- 質問者が探す・状況を説明
- 5分
- 先輩が調べる・回答
- 5分
- 1回の人の作業時間
- 10分
導入後の内訳
- 質問入力・回答と原文を確認
- 3分
- 例外時の質問者と先輩の追加対応(全件平均)
- 2分
- 1回の人の作業時間
- 5分
計算式
月240件の質問 ×(10分 − 5分)÷ 60 − 保守4時間 = 月16時間
保守時間は、指示文・参照資料・手順の更新にかかる時間です。
作業時間の費用換算
人件費を1時間3,000円として計算します。勤務時間や給与が変わらなければ、実際の支出は減りません。
| 削減時間の費用換算 | 48,000円16時間 × 3,000円 |
|---|---|
| ツール利用料(仮定) | − 20,000円月額 |
| ツール利用料を差し引いた額 | 28,000円初期準備・支援費は除く |
実際の費用対効果
同じ人数・勤務時間で運用するなら、人件費の現金削減は0円です。新人の独り立ちが早まる可能性はありますが、教育期間の短縮や採用人数の削減は試算していません。文書整備が重い場合は初期負担が大きくなるため、AI導入より先に検索しやすい資料置き場を作る方がよい場合もあります。
導入時の準備
初期準備は、文書整理・旧版除外12人時、権限と参照先の確認8人時、研修6人時、試行4人時の合計30人時を想定しています。運用後は月4時間で資料更新と回答の抜き取り確認を行います。1件の作業は、質問入力・原文確認3分に、20%の質問で質問者と回答者が各5分の追加対応をする想定です。追加対応の全件平均は20%×延べ10分=2分で、合計5分となります。待ち時間は含みません。ツール費は利用者5人と文書管理・参照処理で月20,000円の仮予算です。40人全員の利用を想定した費用ではなく、対象人数や質問数を増やす場合は再計算します。
- 社内の初期準備時間
- 30時間
- 準備時間を金額に換算
- 90,000円30時間 × 3,000円
研修・導入支援の費用は別途お見積もりします。上記の金額には含まれていません。
導入手順
- 1部署・少人数・手順書10本で開始。答えのある質問20件と、資料に答えのない質問10件を用意する。
- 回答・引用箇所・閲覧権限を確認し、分からないときに人へ渡せるか試す。
- 質問者と先輩の両方の時間を測る。例外対応が多い場合は全件平均5分の仮定を修正する。
導入可否の判断
ルールが口伝だけ、旧版や矛盾が多い、管理者がいない、必要な閲覧権限を守れない場合は先に情報整理が必要です。機密範囲が複雑な全社システムは、小規模な試行と同じ費用・構成で提供できるとは限りません。
参考資料
活用方法を検討する際に参照した公開事例や機能資料です。このページの作業手順と試算は、STUDIO ADACHIが想定した条件に基づいています。
- Microsoft|Copilot Studioのナレッジソース
社内資料を回答の情報源として扱う機能の参考です。情報源を指定しても正確性を保証するものではなく、引用と回答の照合が必要です。時間は独自の仮定です。
機能・料金・データの取り扱いは、導入時に利用するサービスと契約内容で確認します。