小さきものが、
大きな仕事を為す。
常世暦一年創業潮路県波郷郡粟島町年産八千本の小さな蔵
Creed
小さきものが、
常世を渡り、
国を支えた。
粟島酒造は、蔵人六名の小さな蔵です。年に醸すのは一升瓶に換算して八千本ほど。広く名を知られた蔵ではありませんし、これから大きくするつもりもありません。
我々もまた、小さな蔵として、この土地の一献を支え続ける。百二十余年、変わらずそう考えています。
Our Sake
四銘柄と、
ときどきの一本。
銘柄名には、この土地の言い伝えに由来する言葉を静かに織り込んでいます。
常世 — とこよJunmai Daiginjo
純米大吟醸蔵の最上位。精米歩合四十パーセント。香りを強く出さず、含んだあとに残る余韻で見せる酒です。年に一度、冬にのみ仕込みます。
¥5,500720ml/税込
羅摩船 — かがみぶねJunmai Ginjo
純米吟醸少彦名命が乗ってきた粟の茎の小舟から名を取りました。四銘柄でいちばん軽く、冷やして飲む前提で設計しています。
¥3,300720ml/税込
粟島Tokubetsu Junmai
特別純米屋号をそのまま冠した、蔵の基準になる酒。燗をつけても崩れないよう酸を残してあります。四銘柄でこの一本だけが茶瓶で、ラベルも二代目の代のままです。
¥2,200720ml/税込
少彦 — すくなJunmai / Limited
純米・無濾過生原酒仕込み前の祈念に用いる酒を、同じ仕込みから少量だけ瓶詰めしたもの。二月から三月にかけて、蔵と近隣の酒販店のみでお分けしています。
¥2,750720ml/税込
八塩折 — やしおりKijoshu / Occasional
番外・貴醸酒八岐大蛇に飲ませたと伝わる酒の名です。仕込み水の代わりに前年の「粟島」を使って、もう一度醸します。波郷川が荒れた年の翌年にだけ仕込むため、造らない年のほうが多い一本です。
¥4,400500ml/税込
News
蔵から
百二十三年 霜月三日
今季の仕込みに入りました。少彦名社での祈念は、蔵人六名そろって済ませています。初添えは霜月七日の予定です。
百二十三年 神無月十八日
契約農家四軒の波郷錦、稲刈りが終わりました。今年は夏の終わりに雨が少なく、粒が締まっています。精米は神無月のうちに終える見込みです。
百二十三年 長月十五日
粟島町の「羅摩流し」に、今年も奉納酒を納めました。粟の茎の小舟を入江に流す、少彦名命の帰りを送る行事です。
百二十三年 水無月一日
蔵の屋根の葺き替えが終わりました。常世暦六十三年の再建から数えて、四度目の葺き替えになります。
Visit
蔵をご覧に
なりたい方へ
仕込み蔵と少彦名社を、蔵人がご案内します。言い伝えに登場する羅摩船を模した木彫りも、社の脇でご覧いただけます。六名の蔵ですので、事前にご連絡のうえお越しください。