粟島酒造AWASHIMA SHUZO

03 — Sake

お酒

常世、羅摩船、粟島、少彦。定番はこの四つだけです。ほかに、造る年と造らない年のある「八塩折」があります。

銘柄を増やさないのは、蔵人が四名だからです。八千本を四名で見るなら、四銘柄が限度でした。

季節ごとの限定品を出せば話題にはなりますが、そのぶん毎年の一本が薄くなります。四代目が路線を変えたときに決めたのは、「同じ酒を、毎年きちんと出す」ということでした。その方針は今も変えていません。

銘柄名には、この土地の言い伝えに由来する言葉を静かに織り込んでいます。常世、羅摩船、少彦 ── いずれも、粟島に流れ着いた小さな神の話から取ったものです。

もう一本、「八塩折」があります。こちらは粟島の話ではなく、八岐大蛇に飲ませたという酒の名から。前年の酒を仕込み水の代わりに使う造りで、手間も量も普通の仕込みとは別勘定になります。波郷川が荒れた年の翌年にだけ仕込むため、造らない年のほうが多い一本です。

常世の四合瓶

常世 — とこよJunmai Daiginjo

純米大吟醸蔵の最上位。波郷錦を四十パーセントまで削り、低温で四十日以上かけて発酵させます。香りを強く出さず、含んだあとに残る余韻で見せる酒です。年に一度、冬にのみ仕込みます。

¥5,500720ml/税込

羅摩船の四合瓶

羅摩船 — かがみぶねJunmai Ginjo

純米吟醸少彦名命が乗ってきた粟の茎の小舟から名を取りました。四銘柄でいちばん軽く、冷やして飲む前提で設計しています。入江で獲れる白身の魚に合わせやすい一本です。

¥3,300720ml/税込

粟島の四合瓶

粟島Tokubetsu Junmai

特別純米屋号をそのまま冠した、蔵の基準になる酒。燗をつけても崩れないよう酸を残してあります。四銘柄でこの一本だけが茶瓶で、ラベルも二代目の代のままです。羅摩流しの奉納酒でもあります。

¥2,200720ml/税込

少彦の四合瓶

少彦 — すくなJunmai / Limited

純米・無濾過生原酒仕込み前の祈念に用いる酒を、同じ仕込みから少量だけ瓶詰めしたもの。火入れをしていません。如月末から弥生にかけて、蔵と近隣の酒販店のみでお分けしています。

¥2,750720ml/税込

八塩折の瓶

八塩折 — やしおりKijoshu / Occasional

番外・貴醸酒八岐大蛇に飲ませたと伝わる「八塩折之酒」から名を取りました。仕込み水の代わりに前年の「粟島」を用いて、二度重ねて醸します。琥珀色で、とろりと甘い。食後に少量どうぞ。

¥4,400500ml/税込

木箱に詰めた「粟島」
蔵出しの日。木箱に詰めて、近隣の酒販店へ送ります。

Where to buy

お取り扱いについて

当社の酒は、近隣諸国の酒販店と飲食店を通じてお求めいただけます。蔵での直売も行っていますが、仕込みの最盛期はお受けできない日があります。「少彦」だけは、蔵と粟島町内の酒販店に限っています。

Notice

価格と仕様について

掲載の価格は希望小売価格です。原料米の作柄によって、精米歩合や日本酒度は年ごとに前後します。実際の数値は、瓶の裏ラベルをご確認ください。

銘柄名・仕様・価格はすべて架空の設定です。
お酒は二十歳になってから。妊娠中や授乳期の飲酒はお控えください。飲酒運転は法律で禁止されています。