Junmai Ginjo
羅摩船 — かがみぶね
小さな神が乗ってきた、粟の茎を編んだ小舟の名です。この入江で獲れるものに合わせるために造っています。
四銘柄でいちばん軽い酒です。粟島町は漁師町で、食卓に上がるのはほとんどが魚です。その魚を邪魔しないことだけを考えて設計しました。
精米は五十五パーセント。「常世」ほど削らないのは、削りすぎると魚の脂を流しきってしまい、後に何も残らないためです。酸をわずかに高めに取り、冷やしたときに輪郭が出るようにしています。
この酒は、蔵のなかでいちばん出荷量が多い銘柄でもあります。町の外へ出ていく一本、という位置づけです。
- Rice
- 波郷錦契約農家四軒・100%
- Polishing
- 55%精米歩合
- Yeast
- 潮九号潮路県試験場分離
- Alcohol
- 15度
- SMV
- +4日本酒度
- Acidity
- 1.4酸度
- Pasteurize
- 一回火入れ
- Size
- 720ml¥3,300 税込
Temperature
飲み方
八度から十二度。しっかり冷やして構いません。氷は入れないでください。薄まると、この酒には何も残りません。
Pairing
合わせたいもの
白身の魚、烏賊、貝。酢の物にもよく合います。粟島町では、水揚げされたばかりの鰈を薄造りにして、この酒で流し込むのが普通の食べ方です。
Name
名前のこと
天の羅摩船 ── 粟の茎を編んだ小舟です。掌にも満たぬ神が、これに乗って海を渡ってきました。少彦名社の脇には、この舟を模した木彫りが納めてあります。